「うちの商品、品質には自信がある」 「サービスの内容は他社より充実している」
なのに、なぜか売れない——。
こんな悩みを抱えている経営者は多いのではないでしょうか。
なぜこれが重要なのか?
「良い商品なのに売れない」状態が続くと、こう考えがちです。
「価格が高いのかも」→ 値下げする 「知られていないのかも」→ 広告を増やす
でも、値下げしても広告を増やしても売れないものは売れません。
なぜなら、問題は「商品」でも「価格」でも「認知」でもないからです。
売れない本当の理由
結論から言います。
「良い商品」と「お客さんが欲しい商品」は違う。
これが、売れない本当の理由です。
たとえば、こんなケースがあります。
ある工務店が「高気密・高断熱の家」を売りにしていました。
性能は本物。大手メーカーより品質は上。社長も職人も自信を持っていました。
でも、問い合わせが来ない。
なぜか?
お客さんは「高気密・高断熱」が欲しいわけではなかったからです。
お客さんが本当に欲しかったのは、
「冬でも暖かい家」「光熱費が安い家」「子どもがのびのび暮らせる家」。
「高気密・高断熱」は手段であって、お客さんの欲しいものではなかったのです。
解決策は「主語を変える」こと
では、どうすればいいのか?
答えはシンプルです。
「自社目線」から「お客さん目線」に変える。
これだけです。
具体的には、こう考えます。
| 自社目線(売れない) | お客さん目線(売れる) |
|---|---|
| 高気密・高断熱の家 | 冬でも裸足で過ごせる家 |
| 創業50年の実績 | 親子3代で関わってきた安心感 |
| 最新の設備を導入 | 待ち時間が短い |
| 国家資格を持つスタッフ | 失敗しない○○選び |
「うちの強み」ではなく、「お客さんの得」で伝える。
これが「売れる」と「売れない」を分ける視点です。
まとめ
「良い商品なのに売れない」のは、商品が悪いわけではありません。
伝え方の「主語」が自分になっているだけです。
「うちは○○です」ではなく、「あなたは○○できます」。
この視点を持つだけで、同じ商品でも反応は大きく変わります。